千里屋の新しい肉ビジネス
大学との共同開発事業、香港をはじめ海外事業、
肉フェス、ショッピングセンターで有数の売上を誇る
精肉と肉バル事業など、肉業界に旋風を巻き起こす
千里屋のプロジェクトを紹介します。
鹿児島で市場競争力のある黒毛和牛を生産するプロジェクトを進めているので、参加してほしい」と獣医学部から共同研究事業の依頼があったのが2016年。現地の飼料だけを使って飼育し、大学とJAが和牛の食事や運動量などITを駆使して一頭一頭を24時間徹底管理し、安全でおいしい和牛を生産。その和牛をいかにブランド化し、国内・海外で販売していくのか? その流通の専門家として千里屋を指名していただきました。 このプロジェクトは、将来の地域農業を大きく発展させるビジネスモデルが生まれる可能性を秘めています。 また、和牛のデータをAIで集計して和牛を管理することで、おいしさの追求とともに生産者の作業負担や経済的な損失を軽減することもめざしています。
千里屋はすでに香港に精肉店を出店しており、2018年1月には、千里屋にとって海外初の直営の肉バル「千里屋食堂」を香港一の繁華街に出店。日本から配送した原材料を使い、日本の精肉専門店だからこそ提供できる、おいしくて見た目も楽しいお肉の丼が香港の人たちに好評で、連日大盛況となっています。
そしていま、以前より進めてきた香港で食品市場を出店する計画が、実現に向けて動き出しました。約640坪もの敷地に、日本の安心・安全な生鮮食品を提供。日本の食品を海外へ販売していきたい企業の出店・販売のサポートも千里屋が行います。
こうして、日本の食品のおいしさ・安全性をさらに知ってもらい、日本と香港の交流が深まるきっかけになればと考えています。
日本の肉料理の魅力を、日本全国、世界へ発信するエンターテイメントイベント「肉フェス」に、積極的に出店。千里屋が提案する肉メニューはいつも連日大行列となるほど、肉好きの人たちの舌をうならせています。
2017年の「肉フェス」東京お台場会場と静岡会場において、千里屋は食べログ認定肉ブロガーであり、元・世界ボクシングチャンピオンの亀田興毅さんと、千里屋の亀田社長による「亀田Wコラボ企画」を実施。さらに肉フェス最大級のチャンピオンステーキの限定メニューを提供し、イベントを大いに盛り上げました。
千里屋は近い将来、この肉フェスのようなフードエンターテイメントイベントを、米ロサンゼルスで開くことを企画しています。
千里屋は精肉専門店を大阪、兵庫、奈良に多店舗展開しています。産地直送と新鮮さ、切り立てにこだわり、おいしいお肉を低価格で提供する工夫をしています。イオンモール四条畷に出店中の「肉工房千里屋」は、全国のイオンモールの専門店の中で、坪当たりの売上ナンバー1となるほどの人気で、ショッピングセンターなど各方面から、千里屋の出店依頼をいただいています。
肉だけではなく、ソーセージやウインナー、ローストビーフなどの自社の加工製品も大好評本場ドイツの2大ソーセージコンテストで、8個の金メダルを獲得する快挙を達成しました。
また、精肉専門店の特長を生かした肉バルを、精肉店と併設型で出店し、鮮度抜群の新しい肉料理の楽しみ方を提供しています。